都心部はもちろんのこと、地方都市でも数多くの商業施設が点在する時代となりました。ひとつの施設で100件以上ものテナントが入居しているショッピングモールであれば、そこであらゆるアイテムを手に入れることが可能です。または昨今ではインターネットを活用したネット通販というものもあり、比較的どこにお住まいであってもお買い物に困る時代ではなくなりました。ところがこれはパソコンなどを使いこなせる若い世代にいえることであり、高齢者に至っては昨今では買い物難民になっている方が大勢いらっしゃいます。

買い物難民という言葉は2012年頃から使われ出したもので、地方だけでなく都会で暮らされている方にも当てはまります。自動車を所有しておらず、インターネットも使えない方が対象で、さらには足腰に疾病を患っていて遠出ができない方も含まれている場合がほとんどです。いわば、ひとりで買い物に行けない方のことを指しており、この方々の支援に乗り出す新しいサービスも誕生しました。そのサービスとは、移動販売業というものです。

このサービスはNPOが支援をしており、個人の参入を推奨されているのがポイントです。まず中古トラックを買取ることからスタートをして、食材などを積み込んで市内を巡回します。中古トラックの買取は軽トラックで十分であり、約30万円前後で買取ることが可能です。あとは指定された地区を巡って、お買い物に行けない方が希望する商品を販売するのみとなります。

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