日本製の車は、中古でも性能が良く耐久性が高いといわれていますが、トラックの世界も同じで特に中古の軽トラが買取り業者に高く売れると注目されています。高額査定のポイントとして使用用途が考えられますが、荷物の配達をしたり商品の仕入れを仕事にする人にとっては、商売のパートナーになるため需要が高いのです。また工場内でも足代わりとして利用されたり、田んぼで農作物の運搬に使われるなど多岐に活用され、維持費も安くビジネスの観点から見ても人気が高いのがわかります。また軽トラックは性能やデザインに流行りがないことも高額査定のポイントで、シンプルな設計とデザインもほぼ変わらないため、低年式やモデルチェンジ前の車も買取り査定額が安定しています。

そして買取後の軽トラックは海外でも大変人気で注目されており、特にアメリカで大ブレイクしているのですが、なぜなのかその人気ぶりに注目して行きます。日本の軽トラックは高性能のほか改造がしやすく、燃費も良く車検制度があるためにメンテナンスが行き届いていて、デザインも可愛いなどと人気の理由がうかがえます。またアメリカは土地が広大で農場や牧場を経営している人が多く、ユーザーにとって自身の敷地内を移動するために、小さく経済的な日本の軽トラックを導入した方が、コストメリットに優れる点があるのです。もう一つは法律に関する事で、かつて日米間には自動車の貿易摩擦があり、国内で販売されている日本の新車をそのままアメリカに輸出することはできませんでした。

しかし法が変わり、日本における初年度登録から25年経過した車は輸出しやすくなったことが、アメリカでブレイクするきっかけとなったのです。